「Lの世界」はLGBTじゃない人にももちろんおすすめできるドラマ

画像出典:Amazon

Lの世界はこういうドラマ

タイトルにある「L」は、“Lady”と“Lesbian”(レズビアン)からとられたもので、女性の同性愛を描いた物語となっています。 主人公のジェニーには同棲している彼が居ますが、その同棲の為に引っ越した先が性的マイノリティと言われるLGBTの人たちが多い地域だったことから、その影響で女性にも興味をもつようになってしまい、ついにマリーナという女性と性的に結ばれてしまいます。一方で、自分がレズビアンだと表に出せない女性なども絡んできて、話はすっかり女性が中心になっていきます。

Lの世界の感想

女性ならではの世界を描いた作品だと言えそうですが、日本では考えられないような話なので、現実味には薄いと言っていいでしょう。ですが、その日本でもLBGTの人たちに対して近年では同性パートナーシップ制度が導入されるなど、無視できない問題でもあることから、女性の同性愛者について考えさせられるものがあります。ジェニーが恋人を裏切ってレズビアンの道にはしってしまったという流れから、一気にレズビアンの女性たちのそのような生活が描かれ始める為、そのような話だと知って観るべきドラマだと思います。知らずに観始めてしまうと、途中で続きを観るのが嫌になってしまう懸念があるので注意してください。

Lの世界はこんな人におすすめ

実際にLGBT(特にレズビアン)だという人にはおすすめだと言っていいと思いますが、舞台がアメリカということもあり、日本のそのような人にはあまり当てはまらないかも知れません。ドラマならではの誇張と思われる表現も多く、話の流れをまともに捉えてしまうと、LGBTではない人にはそういった人に対して偏見をもたせてしまったり、それを強くさせてしまう心配があります。

よって、あまり深く考えず、娯楽作品として楽しむべきドラマだと考えてください。いわゆる“百合の世界”を垣間見たいという人には向いていますが、刺激的なシーンも多いので、未成年にはあまりおすすめできそうにありません。