「ドラゴンボール超」はベジータファンにもおすすめしたい

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国民的大ヒット漫画ドラゴンボールの正式な続編です。ストーリー原作は鳥山明先生ですが、作画はとよたろうさんという別の方が担当しています。しかしながらさすが鳥山先生が認めた方だけあって、先生が描くドラゴンボールの世界とほぼ遜色ない為、昔からのファンでも安心して楽しめると思います。話は原作の最終回である魔人ブウとの死闘から4年後の世界。

平和になった世界でのんびりと過ごす悟空の前に、超サイヤ人ゴッドを探す破壊の神ビルスが現れます。神であるビルスの力は全てを超越してとり、あれほど修行を重ねた悟空でも歯が立ちません。戦える手段はただ1つ。ビルスの言うスーパーサイヤ人ゴッドになる事…という感じで物語はスタートして行きます。一度倒したライバルや新たに設定された敵キャラなどが豊富に登場し、全宇宙を巻き込んだ壮大なストーリーになっています。

私がドラゴンボール超を気に入っている点としては、ベジータを強くしてくれている所です。原作ではどんどんパワーアップしていく悟空に大差をつけられ、最終話あたりでは魔人ブウに手も足も出ない状態です。

ベジータ自身も悟空に負けを認めており、ベジータファンの私にとっては寂しい思いをしていました。しかしこの超ではベジータは悟空と同レベルに近い状態にまでパワーアップ。足を引っ張るどころか、ベジータ無しでは戦えないような状況も多く存在します。自信に溢れた表情でライバル達を倒していくベジータの姿に毎回感動させられ、超という続編があって本当に良かったなと思っています。

またその他にも天津飯やヤムチャ、亀仙人など原作では全く存在感がなかったキャラクターもしっかり活躍している所も、ドラゴンボールファンを大切にしている部分だなと感じる所です。昔からのファンだけでなく、この超から読み始めた人でもしっかり楽しめる内容です。物語は現在も進行中で、これから悟空やベジータ達がどのような活躍を見せてくれるのか非常に楽しみです。