「ルーキーズ」は熱血教師と不良が熱いおすすめ野球漫画
私がルーキーズの感想としまして、原作者及び漫画家としましては、森田まさのりさんで、ろくでなしブルースの原作者さんで、衝撃的な現代風劇画タッチのイラストを描いてくれる先生であります。ルーキーズの設定としましては、悪の巣窟である不良のたまり場に赴任してきた、極度に緊張する暴力教師といわれた先生が、赴任してくることから、話がスタートします。
第一番のストーリーとしましては、不良少年達が熱血教師との出会いによりまして、最初は、ウザイ存在で、熱血教師を学校から嫌がらせやイジメをして追い出すことしか考えておりませんでしたが、熱血教師はそれでも、負けず嫌いで、何としても不良少年達を夢に向かって歩める物に集中させたいと頑張ります。
一人そして、また一人と、熱血教師の心に打たれて、今まで親身に寄り添ってくれる先生なんていなかった、こんな自分達でも深く向き合ってくれる先生としまして、プライベートでもお世話になる中で、少年達は心を打たれる形で、元々たばこを吸うたまり場でギャンブルと快楽を求める場であった部室を綺麗にすることから始まり、熱血教師に追従するものは、裏切りものであると、殴り合いが勃発する中でも、野球の楽しさに一人、そして、また一人と不良でありながらも、更生まではいきませんが、一人一人が協力して、団結して、競合達相手に無謀だと思われる甲子園を目指すことを決意します。
最初は、球すらまともにキャッチできなかった人々でありますが、熱血先生の懇親のこもった指導によりまして、部員が向上心を持って取り組んでいく様が非常に楽しいです。特に殴り合いの果てに野球をするよと言って、スポーツで団結心と楽しさをわかち合える青年になっていけるのが読者として見ていて最高に面白いと思います。
ろくでなしブルースから継続して読む方も、ルーキーズと言う野球漫画を初めて読まれる方も一度は必ず見て頂きたい不良少年達が夢をつかむまでのストーリーが重厚に描かれている作品です。